バイオフレアとは


「バイオフレア」は近畿大学発明の「バイオコークス」を商品化した
環境にやさしいバイオ燃料です。(特許第4088933号)
建築用木材を製造する際に出る細かい木くずを用いた、100%木質バイオコークスです。
非常に密度が高く、含水率が低いため、高い熱量で長時間安定燃焼します。
高温で安定燃焼することで、煙・ニオイ・灰を少なくおさえ、炉の温度を安定させます。
炉の温度を安定させることで、薪を効率的に燃焼させる理想的な補助燃料です。

「バイオフレア」は近畿大学発明の「バイオコークス」を商品化した環境にやさしいバイオ燃料です。
(特許第4088933号)
光合成をする全ての植物からできる高硬度の固形燃料で、従来のバイオマス燃料に比べて圧縮強度が高く、
高温環境下での長時間燃焼が可能、また、製造時に廃棄物を出さない「ゼロエミッション燃料」です。
自動車部品メーカ所有のキューポラ炉等において、 石炭コークスの代替燃料として使用可能であることを
実証しています。

「バイオフレア」のメリット

燃焼温度が高い
薪と同様炎を上げて燃焼します。
バイオフレアは高い温度で燃焼しますので、
一度に焚く量にご注意ください。ストーブの構造等によって燃え方に差がございますので、
小さいブロックで燃焼温度を確認しながら徐々に
量を増やすなどしてお使いください。

燃焼時間が長い
薪や他の燃料と比較し、燃焼時間が長く、
炉の温度を安定させることができます。
20㎝(約2㎏)のバイオフレアは熾火まで含め
2時間以上燃え続けます
(ストーブの性能と焚き方で多少変化します)
煙が少ない
煙・スス・灰が少ないので、
住宅地にお住まいの方にオススメです。
「バイオフレア」のデメリット

堅く、重くて持ちにくい

着火しづらい
以上のデメリットは、バイオフレアが高い熱量で長時間燃焼し続けるためには避けられなことです。何卒ご了承ください。
商品画像と異なり、実際のバイオフレアの断面は着火性を上げるため荒くでこぼこに仕上がっております。

「バイオフレア」の上手な使い方
始めに着火剤と多めの焚き付けや端材、小割薪などを燃やし、炉の温度を上げて熾火を作ります。
そこにバイオフレアを入れてください。簡単に着火します。
バイオフレア(約15cmサイズ)は、ストーブの種類や空気の入れ方にもよりますが、約1時間半ほど炎を上げて燃え、その後熾火になってさらに約1時間半ほど燃えます。薪と併せて使用されますと、バイオフレアが炉内の温度を高く保ってくれるため、薪の消費量が少なくて済み経済的です。
バイオフレアだけを燃料とすることも可能ですが、その場合は燃焼温度をチェックし、
炉の温度が上がりすぎないよう、くべる量に注意しながらお使いください。
薪ストーブの種類によって最適なバイオフレアの大きさや量が異なります。
長めのバイオフレアを短くする場合は、薪割り台や固い物の上で、手斧などを使い輪切りにするようにトントンと叩いてください。
小さなひびが入っているところは、特に割りやすいです。